29Jun
最終修正日2018‐07‐04
人間は年齢とともに老化していきます。中でも一番年齢を感じるのが「肌」ではないでしょうか。それは、女性にとっては深刻な悩みです。
20代の頃は何もしなくても、肌はみずみずしく、綺麗です。そのため、全く気にしていなかったという方も多いかもしれません。しかし、30代、40代と年を取るごとに気になり始めます。そして、特に肌の衰えを感じるのが50代からだと思います。このように、年代の階段を上るごとに肌の変化を感じますが、50代では手に取るように肌質が変わってきます。
この記事の目次
お手入れすれば応えてくれる50歳の肌
肌の老化を防ぐためには、実は、20代や30代で対策をしておくのが一番効果的だといわれています。
若い時に肌のお手入れをさぼってしまうと、気づいたときには手遅れで、肌はぼろぼろ…。ある日、鏡を見て、取り返しのつかないことになっていたと感じたことはありませんか?でも諦めないで下さいね。50代でも肌の手入れをすることで、若返ることができるのです。
ここでは、50代からの肌のお手入れについて考えていきたいと思います。
50代からの正しいスキンケア
50代から肌のお手入れを始めても、手遅れだと感じるかもしれませんが、正しい知識をもって、正しいケアをすることで、50代でも十分に美肌を取り戻すことが可能です。
50歳の肌は、20代や30代の頃と比べると確かに顔のしわやたるみなどは増えています。身体のコンディションや肌の調子が、これまでと全く違ってくることに戸惑を感じることがあると思いますが、50歳を境に起こる身体の様々な変化は、実は、ホルモンのバランスが関係しています。
50代の肌 肌トラブルが目立つ理由
日本人女性の平均閉経年齢は50歳といわれており、生理が終わることで女性ホルモンが一気に減少します。肌の状態に影響を与えるホルモンには、黄体ホルモン(プロゲステロン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)の2つの女性ホルモンがありますが、ちょうど閉経を挟む前後5年間(更年期)は、これらの女性ホルモンが急激に減少し始める時期でもあります。
肌の状態に影響を与える女性ホルモンが卵胞ホルモンです。卵胞ホルモンは一般的にエストロゲンと呼ばれており、肌に潤いを与えるホルモンです。エストロゲンは、若さを保つために重要な働きをしており、50代で肌が一気に老化するのは、女性ホルモンの中でも特にこのエストロゲンが不足するからだといわれています。
女性の美を内側からサポートもしてくれた女性ホルモンの分泌がなくなることで、さらに肌の老化は深刻化しやすくなり、これまで以上に肌トラブルが目立つようになります。
食生活の見直しも始めてみる
高級な化粧品に変える事も一つの方法かもしれませんが、食生活を見直すことで、肌質は大きく改善されます。
エストロゲンの不足は、大豆イソフラボンを補うことで解消されます。大豆イソフラボンは、その名の通り、豆腐や納豆に多く含まれています。豆腐や納豆を毎日の食事に摂りいれることで、エストロゲンの不足を補うことができます。1日に摂取しなければいけない量としては、納豆で1パック、豆腐だと半丁ほどです。決して無理な量ではないですよね。
納豆や豆腐を毎日食べることが難しいといった方は、大豆イソフラボンが配合されているサプリメントを摂取することをお勧めします。エストロゲンの不足を解消することで、保湿機能や肌の明るさ、弾力など個人差はありますが、期待できると考えられています。肉や魚、卵などのタンパク質を一緒に摂取するとともに、ビタミンCを積極的に摂取するとコラーゲンの生成にも役立ちます。
大豆イソフラボンを多く含む代表的な食品をご紹介します
納豆2パック(90gm)…約66mg
豆乳(300mg)…約74mg
その他100gあたりの大豆イソフラボンのおよその含有量は以下の通りとなっています。
きなこ…266mg
おから…10mg
油揚げ類…39mg
味噌…49mg
醤油…0.9mg
枝豆…30mg
ナッツ・ピスタチオ…4mg
炒り大豆…200mg
是非これからの食生活の参考にしてみて下さいね。
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