29Jan
女性ならば、誰もが「ハリと弾力があるみずみずしい肌を保ちたい」という願望を持っているのではないでしょうか。しかし、年齢とともに肌は乾燥しやすくなり、ハリや弾力は失われていきます。
ハリと弾力を保つためのスキンケア商品は多く出ており、さまざまな美容成分が配合されています。ここでは、ハリと弾力に効果的な美容成分を紹介します。
この記事の目次
美容成分の種類
最近はさまざまな美容成分が配合されたスキンケア商品が出ています。美容成分の特徴を知っていると商品選びに困りません。自分の肌悩みに合う商品を選ぶことができます。
数ある美容成分の中から『代表的な保湿成分』と、『肌のハリの元になる線維芽細胞を増やす・活性化させる成分』を紹介します。
保湿成分
ヒアルロン酸
代表的な保湿成分なのでご存知の方も多いのではないでしょうか。ヒアルロン酸は1gで6lの水分を保持すると言われている保水力が非常に高い成分です。価格が安くコストパフォーマンスが良い成分としても人気があります。
ヒアルロン酸は分子量が大きいので肌に塗っても真皮まで届くことはありませんが、最近は低分子化されているもの出ているので、ヒアルロン酸の効果をより実感したいという方は低分子化されているものを選んでみてはいかがでしょうか。
コラーゲン
ハリや弾力のもとになる成分です。コラーゲンはサプリメントなどでも摂取することができますが、スキンケアで使用するときは、ヒアルロン酸と同様に分子量が大きいので、肌の表面に対しての保湿成分になります。
エラスチン
コラーゲンを結びつける働きがある成分です。肌の表面や角質層では水分を抱え込み、水分量を保持する作用があります。保湿に欠かすことができない成分です。
セラミド
近年注目を集めている成分の1つです。保湿効果が非常に高く、肌を外部の刺激から守るバリア機能としても作用し、乾燥から肌を守ってくれる成分です。
セラミドにはセラミド1~7までの種類があります。数字表記されているものが濃度が高い本物のセラミドになるので数字表記があるかを確認しましょう。
リビジュア
保水力が非常に高いと言われているヒアルロン酸のおよそ2倍の保湿力を持っています。
スフィンゴ脂質
セラミドと同様に水分を維持し、外部の刺激から肌を守る作用がある成分ですがセラミドほどの保湿力はありません。
天然保湿因子(NMF)
アミノ酸、ピロリドンカルボン酸、尿素などいくつかの種類があり、親水性が高く、水分を吸着して肌に潤いを与える作用があります。保湿力はそれほど強くはありませんが、肌になじみが良く、べたつきがなくさらっとした使用感です。
線維芽細胞を増やす、活性化させる成分
肌の真皮層はコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの成分で構成されています。これらの成分を産み出しているのが線維芽細胞です。
ハリがある美肌を保つためには、土台となる真皮を健やかな状態にしておかなければいけません。ここでは、線維芽細胞を増やす、活性化させる成分を紹介します。
ビタミンC誘導体
ビタミンCは美肌に欠かすことができない成分ですが、壊れやすく不安定なので、壊れないように安定化させた成分がビタミンC誘導体です。抗酸化作用や新陳代謝を促進する作用、皮脂の分泌を調整する作用などさまざまな作用があります。
レチノール
レチノールはビタミンAの一種です。皮膚の修復を促す効果が非常に高い成分であり、しわやシミにも効果があると言われていることからエイジングケアにも効果的です。ターンオーバーを活性化する作用もあります。
イソフラボン
女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンには線維芽細胞を活性化する作用があります。
ナイアシン
肌の代謝を促進してコラーゲンの生成を促進する作用があります。
肌に弾力とハリを取り戻して若々しい肌を保ちたいと思っている方は、保湿成分や線維芽細胞を増やす、活性化させる成分が多く配合されているスキンケア商品を選んでケアを行ってみてはいかがでしょうか。