29Nov
ニキビといえば顔にできるものというイメージですが、ニキビは首の周りにもできることがあります。首にできるニキビを首ニキビといいます。
首ニキビは顔にできるニキビと同じように目立つので、繰り返しできるようになると何とか改善したいと思うようになるものです。ここでは、首ニキビの原因と自宅で行えるケアの方法をご紹介します。
この記事の目次
首ニキビができる原因とは
外部からの摩擦
首は外部からの摩擦によりニキビができやすい部分です。お風呂で体を洗うときにナイロンタオルなどで強く擦ると摩擦がおき、肌に負担がかかりニキビの原因になります。
また、シャンプーやリンスの泡をしっかり流すことができず、首の周りにすずぎ残しが残っていると、菌の繁殖や毛穴つまりがニキビの原因になります。
乾燥
乾燥もニキビの原因になるといわれています。顔はしっかりと保湿ケアを行うけれど、首は何もしないという方も多く、ケアを怠りやすい部分です。乾燥をすると肌の表面が硬くなり、毛穴が皮脂につまりやすくなるので、ニキビができやすくなります。
蒸れ
首の周りは汗をかきやすい部分です。汗をかきやすい部分であるのに髪や衣類で覆われていることが多いので、蒸れが起こりやすく、蒸れが原因で雑菌が繁殖し、首ニキビが起こることがあります。
自宅でできる首ニキビのケア方法
お風呂での洗う順番とポイント
① 湯船に浸かる
お風呂に入るときは、まずは湯船にゆっくり浸かると毛穴が開き汚れが落ちやすくなります。
② 髪の毛を洗ってから体を洗う
シャンプーやリンスの流し残しがニキビの原因になるので、まずは髪の毛を洗い終えてから体を洗うようにしましょう。洗い終わった後は髪をゴムで結ぶなどして体にかからないようにしましょう。
③ 首周りをしっかり洗う
シャンプーやリンスが残っている場合があるので、首周りは意識してしっかり洗いましょう。ナイロンタオルで擦ると摩擦がニキビの刺激になるので、手のひらで優しく洗いましょう。
保湿ケアを行う
乾燥はニキビの原因になるので、入浴後は顔に使用している化粧品や保湿効果が高いボディローションなどでしっかりと保湿ケアを行いましょう。
食生活に気をつける
首ニキビを改善、予防するためには、普段の食生活を見直すことも改善のポイントのなります。ビタミンB2とB6は、余分な皮脂を分解してくれる作用があるので、ニキビの予防に効果的です。
レバー(豚、牛、鶏など)、うなぎ、さば、カマンベールチーズ、アーモンド、納豆、牛乳、ウズラの卵など
ビタミンB6の多い食べ物
にんにく、ピスタチオ、牛レバー、鶏レバー、豚レバー、まぐろ、かつお、鶏ささみなど
また、ホルモンバランスの乱れからニキビが起こることもあるので、女性ホルモンと似た作用があるイソフラボンを多く含む大豆製品も多く摂ると良いでしょう。