2Dec
最終修正日2018-07-04
洗顔後やお風呂に入った後など、肌を清潔にした後なのに小鼻のあたりから、白く細いものがにょろっと出てきたという経験はありませんか?
この白くにょろっとしたものの正体は、古い角質が集まってできた角栓です。ここでは、角栓ができる原因と対処方法、また洗顔後に出てくる理由についてご紹介します。
この記事の目次
角栓ができる原因
角栓ができる直接の原因は、古くなった角質が垢となり、剥がれ落ちずにいつまでも肌にたまることです。
この古くなった角質がたまる原因としてはじめにあげられるのは、ターンオーバーの乱れです。ターンオーバーは加齢とともに乱れやすくなりますが、その他にも、生活習慣の乱れや睡眠不足、誤ったスキンケアなども原因の一つになります。
また、毛穴の汚れをスッキリさせたいからと言って洗い過ぎてしまったり、保湿不足で肌が乾燥してしまうとターンオーバーが乱れるので、角栓が気になる方は、まずは今行っているスキンケアが間違っていないかどうか見直してみてはいかがでしょうか。
洗顔後に角栓が出てくる原因
洗顔後やお風呂に入った後などに角栓がにょろっと出てくるのは、角栓が水分を吸収してふやけているからです。
角栓が出てくると気になるので取り除こうとして無理に押し出したり、ごしごしと指で強く擦ってしまうと、肌を傷つけて炎症などのトラブルが起こることがあるので注意が必要です。
角栓をケアする方法
生活習慣の改善
ターンオーバーの乱れが角栓を引き起こすので、ターンオーバーを乱さないことが角栓の予防や改善の重要なポイントになります。ターンオーバーを整えるためには、栄養バランスの摂れた食生活、十分な睡眠など、生活習慣の改善が必要です。
ピーリングジェルやクレンジングを使用する
不要な角栓を取り除くためには、タンパク質を柔らかくする作用があるピーリングジェルや酵素入りの洗顔料が効果的です。
ただし、これらのアイテムは、角栓を取り除く効果はあるものの、頻繁に使用していると必要な角質まで落としてしまう可能性があるので、使用方法を守って正しく使用することが大切です。また、洗顔を行う前にホットタオルなどをあてると毛穴が開き、角栓も柔らかくなるので、角栓がとれやすくなります。
角質はタンパク質なので、クレンジング剤などでは上手く除去できないといわれていました。しかし、今は角栓がきれいに落ちるタイプのクレンジングや洗顔料があるため試してみるのも良いでしょう。
ターンオーバーの乱れは角栓だけでなく、さまざまな肌トラブルの原因になるので、美肌のためには、生活習慣を改善することが大切です。
角栓はターンオーバーが正常になると自然に排出されるようになります。その場しのぎのケアでは改善できないので、スキンケアや生活習慣の見直しをしっかり行い、根本から改善していきましょう。