14Mar
気候が暖かくなってくると「汗が気になる」という方も多いのではないでしょうか。
暑いときは誰でも汗をかくものですが、全身ではなく顔にばかり汗をかいてしまうという方もいるようです。どうして顔にだけ汗をかいてしまうのでしょうか、ここでは、顔汗の原因や特徴について詳しく紹介します。
この記事の目次
顔汗の原因とは
顔汗にはいくつかの原因があると考えられています。
運動不足
体を動かして運動をすると体温が上がります。体温が上がり過ぎると脳細胞がダメージを受けるので、体は汗を出すことで体温を調節を行います。
体温調整のために汗を分泌してる汗腺はエクリン腺と呼ばれている汗腺です。エクリン線は300万個ほど存在しているといわれていますが、全てが活動をしているわけではありません。
運動不足で汗をかく機会が減少すると、心臓から離れた下半身の汗腺は休眠状態になり、逆に動きが多い顔や頭部に汗が集中するようになるので、顔汗がひどくなることがあります。
ホルモンバランスの乱れ
女性は更年期を迎えると女性ホルモンの1つであるエストロゲンの分泌が減少し、ホルモンバランスに乱れが起こるようになります。
ホルモンバランスの乱れは、自律神経にも影響を及ぼします。自律神経は汗をコントロールする作用があるので、顔汗がひどくなることがあります。
また、暑さに関係なく顔が火照るホットフラッシュも更年期の時期に起こりやすい症状の1つです。
ストレス
長く緊張した状態が続きストレスがたまると、自律神経の汗をコントロールする交感神経が刺激されて汗をかきやすくなることがあります。
肥満
脂肪が体や顔に多くついていると熱を上手く放出することができない状態になります。そのため、汗をかくことで体温を下げるしかないので、汗をかきやすくなります。
顔汗の特徴
顔汗はエクリン腺から分泌されます。エクリン腺から出る汗はサラサラしていてすぐに蒸発をするという特徴があります。しかし、顔汗は蒸発しにくいベタベタの汗であることが多いため、なんとかして顔汗を抑えたいと思っている方も少なくはないようです。
体温が上がると、汗腺は上がり過ぎを防ぐため、血液から血漿を汲み出します。血漿は体に必要なミネラルを含んでいるため、汗で体外に排出してしまうと体のミネラルが不足します。汗腺は血漿から体に必要なミネラルを再吸収して血液に戻し、水と塩分だけを汗として分泌するので、サラサラの汗になるのです。
しかし、運動不足などにより汗をかく機会が減ると、汗腺の機能が衰えてミネラルの再吸収を行えなくなる場合があります。そのような状態になるとミネラルが汗と一緒に分泌されるので、蒸発しにくいベタベタの汗になるのです。
顔汗はベタベタするため化粧が崩れやすく、女性にとっては大きな問題になります。
顔面多汗症
暑い季節に顔汗をかくことはよくあることです。しかし、リラックスした状態でも顔から汗が出たり、体温が高くないのに顔から汗が出る、常に顔が汗で湿っているときは、顔面多汗症という病気の可能性があります。
顔面多汗症は汗を促す交換神経の働きが活発になることが原因で起こると考えられています。顔面多汗症は病気の1つなので、症状が気になるときは、皮膚科や専門機関での治療をおすすめします。
適切な治療を受けると症状は治まります。人より汗をかきやすいだけではないかと思い医療機関を受診しない方もいるいようですが、症状がひどいときは、早めに受診しましょう。
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