28Jun
30代、40代とずっと美肌できても、50代になるとお肌にはどうしても年齢が現れてしまうものです。
しわが深くなってきた、ハリがなくなってきた、乾燥して粉をふく、シミが目立つ、顔全体がたるんできた・・。など、50代の肌に関する悩みは尽きません。
この記事の目次
顔だけじゃなく手の甲にも・・。シミが気になる50代の肌
50代の方が最も気になるのはやはり「シミ」ではないでしょうか。お化粧で隠そうとしても、それがまたダメージとなって、逆にシミを濃くさせてしまいかねません。そのため、シミに関する正しい知識をもって、適切なケアを心がけるようにしましょう。
50代で発生するシミは、女性ホルモンの乱れが原因となる肝斑のピークがおさまり、肌のターンオーバーの滞りからできる老人性色素斑(一般的なシミ)が大半になります。このシミは、肌に限らず長年にわたって蓄積した紫外線などによる影響が加齢とともに手の甲などに浮き出てくるものです。
肌のターンオーバーは20代では28日周期ですが、50代ともなると40日以上かかってしまいます。肌の生まれ変わりをスムーズに行えないことで、メラニン色素がシミとなって表面に出てきてしまうわけです。
この他にも、ナイロンタオルのようなもので擦り続けたり、サイズの合わない下着で締め付け続けたりすることで、色素沈着を起こし、それがシミになってしまうことも多いので、心当たりのある方は改善するようにしましょう。
どこまでも徹底したい紫外線対策
新しいシミを増やさないためにも、日頃の予防はとても大切です。一番行うべきことは、何はともあれ紫外線対策です!
メラニン色素を増やすことで、さらなるシミが発生することになりかねません。外出するときは、必ず紫外線ケアをしましょう。日焼け止めを塗る、日傘をさす、UVカットの上着や帽子を使用するなどして、徹底ケアを心掛けて下さい!
曇りの日でも、アウトドアでレジャーやスポーツを楽しむ際は、しっかり日焼け止めを塗り、数時間おきに塗り直しをしましょう。帽子や長袖の羽織ものなどを持参するのもよいでしょう。
また、朝の陽ざしは柔らかいですが、決して油断はできません。ちょっとした時間のゴミ出しや洗濯もの干し、子供の送り迎えでも、紫外線を浴びていることを意識した方がよいのです。
効果的な3つのシミ対策
洗顔方法を見直すのも大事なことです。摩擦を加えることでシミを誘発することがありますので、今までゴシゴシ擦ってしまっていた方は、やさしい泡洗顔に切り替えましょう。たっぷりの泡でお肌を包み込むようにして洗顔します。ムダな刺激を与えないようにすることが肌のターンオーバーを正常化させる秘訣です。
ここでは、50歳からのシミケアに効果的な対処法を3つご紹介します。
肌の漂白剤!ハイドロキノン
シミのケアに効果的だと評判のハイドロキノン。ハイドロキノンは、メラニン色素を分解、抑制する成分として、老人性色素斑なら顔以外にも手や腕、背中のシミにも効果があるといわれています。なお、ハイドロキノンは時間をかけてじっくりケアをしていくアイテムとなりますので、直ちに効果が出ないからといって諦めないで下さいね。
美容クリニックのレーザー治療
短時間で確実にシミを消したいと思っている方は、美容クリニックでレーザー治療を受けることをお勧めします。輪郭のはっきりした濃いシミを取るなら、効果・即効性ともにレーザー治療が一番です!
身体の内側からシミケア
シミの原因は肌のターンオーバーが正常に行われず、メラニン色素の排出がうまくいかないことが原因です。肌のターンオーバーを促進し、メラニン色素の排出を促す成分に「L-システイン」というアミノ酸の一種があります。シミに対する即効性はありませんが、身体の中からシミ体質を改善できるといわれています。