25Dec
年齢を重ねた肌は、若い頃の肌とは異なります。年齢とともに、「ちょっとしたことで肌の状態が悪くなることがある」と感じている方も多いのではないでしょうか。そんな時におすすめしたいのがピーリングです。
ピーリングは、シミやしわ、ニキビなどさまざまな肌トラブルを改善する効果が期待できる美肌ケアです。ここでは、ピーリングの効果や使用するときの注意点などを紹介します。
この記事の目次
肌に残った古い角質が起こす肌トラブル
肌の新陳代謝であるターンオーバーは、正常な状態であれば28日周期で古い角質がはがれ落ち、新しい角質に生まれ変わります。しかし、加齢やその他の原因でターンオーバーの周期が乱れ古い角質が蓄積されると、シワやたるみ、ニキビ、毛穴のトラブル、くすみ、肌のごわつきなどさまざまな肌トラブルの原因になります。
さまざまな肌トラブルを改善できるピーリング
ピーリングは古い角質を取り除く美肌ケアの1つで、さまざまな肌トラブルの改善に効果的です。ピーリングを行うことにより改善が期待できる肌トラブルは以下の通りです。
シミ、ニキビ跡
シミやニキビ跡は、メラニン色素の沈着によって起こります。ターンオーバーが正常であればメラニンは古い角質と一緒に排出されますが、ターンオーバーが乱れているときや、肌が敏感になっているときは、古い角質もメラニンもためこんでしまいます。
ピーリングを行うと古い角質と一緒にメラニンも取り除くことができるので、シミやニキビ跡を薄くしたり、予防することができます。
くすみ
くすみの原因はさまざまですが、日焼けによるメラニンが原因のくすみや乾燥によるくすみ、古い角質によるくすみはピーリングで改善することができます。
毛穴の黒ずみ、開き
古い角質が毛穴に落ちてたまると毛穴の開きや黒ずみが起こります。ピーリングで古い角質を取り除くと毛穴のトラブルも改善することができます。
ニキビ
ニキビの主な原因は毛穴の皮脂つまりです。ピーリングは、皮脂の分泌が多いことが原因で毛穴に皮脂が詰まるタイプのニキビの改善にも効果的です。
しわ、たるみ
ピーリングを行うと肌が新しく再生されるので、アンチエイジング効果が期待できます。また、ピーリングを行うと肌の水分量が増えるので、乾燥によるしわやたるみも改善することができます。
ピーリングを行うときの注意点
乾燥肌、敏感肌、皮膚が薄い方は、ピーリングが刺激となり肌トラブルが起こることがあるので注意が必要です。
市販されているピーリング化粧品は、低刺激のものが多いので肌トラブルの心配はないと言われていますが、気になる方は、腕の裏など目立たない部分でパッチテストを行ってから行いましょう。
肌に赤みがあるなどコンディションが悪いときや、傷があるときもピーリングが肌トラブルを悪化させる可能性があるので使用は控えましょう。
ピーリングを行うと肌の調子が良くなるので、頻繁に使用したいと思っている方もいるようですが、ピーリングの化粧品は、商品によって毎日使用できるものもあれば、週に1~2回の使用に限定されているものもあります。各商品の使用方法、使用頻度は必ず守って使用しましょう。
毎日使用できるものであっても、使用を続けていると肌に刺激を感じる場合があるので注意が必要です。刺激を感じたときは、使用を控えるか、1週間ほど間隔をあけてから使用しましょう。ピーリングを行った後の肌は、古い角質が落ちて無防備な状態になっているので、保湿ケアをいつもより念入りに行うことを心掛けておきましょう。
年齢とともにターンオーバーは乱れるようになり、古い角質がたまりやすくなっています。肌のコンディションが良くないと思ったときは、ピーリングでケアを行ってみてはいかがでしょうか。