8Feb
白髪が目立つようになってくると、一気に老けた印象が強くなります。何とかして白髪が目立たないようにしたいと思っても、白髪に有効な改善法はないので、一度白髪になった髪を黒髪に戻すことはできません。
正しいケアを行うことで根本の部分が黒くなることがあるといわれています。ここでは、正しい白髪対策と予防法ついて紹介します。
この記事の目次
白髪は抜いてはいけません
目立つ白髪を見つけるとすぐに抜いているという方も多いのではないでしょうか。白髪は抜いてしまうと毛根や頭皮にダメージを与えるので、薄毛や抜け毛などのトラブルが起こりやすくなります。
また、無理に白髪を抜いていると頭皮が炎症を起こし、毛嚢炎が起こることがあります。
毛嚢炎が起こっても自然に治ることがほとんどですが、赤く腫れたり異常を感じたときは早めに皮膚科など専門のクリニックに相談しましょう。
白髪を抜いたら黒髪が蘇るのではないかと思っている方もいるかもしれません。
産後のストレスなど一時的な原因で白髪になっていた人が原因の解消により黒髪に戻ることがありますが、白髪の原因が加齢や遺伝のときは、白髪を抜いても黒髪が蘇ることはありません。
白髪を見つけたときの対処法
白髪を切る
白髪が目立たないようにするためには、できるだけ根本から白髪をカットするとよいでしょう。
上手く白髪を切ることができないときは、白髪を指でつまんでハサミの片刃だけを髪の根本に入れ、スライドさせるように刃を動かすと白髪だけを切ることができます。
白髪染め
白髪が増えてきたときは「白髪染め」を使用すると一度に気になる白髪を染めることができます。しかし、白髪染めは刺激が強いものもあるので、肌が弱い方やアレルギーがある方、髪へのダメージが気になる方は、髪や肌にやさしい成分の白髪染めを選ぶようにしましょう。
ヘアマニキュア
ヘアマニキュアは白髪染めとは違い髪が痛みにくいというメリットがあります。また、髪にツヤも出るので、美髪を保ちたという方にはおすすめですが、シャンプーで徐々に色が落ちていくので、効果を長く持続させたいという方は白髪染めを選んだほうがよいでしょう。
ヘナ
ヘナは100%植物性なので髪を傷めにくいという特徴があります。また、ヘナには髪のダメージを修復する成分も入っているので、美髪効果も実感できます。
ただし、ヘナには髪や頭皮の脂分を吸収してしまう作用があるので、染め方を誤ると髪がごわついたり、パサついてしまうので使用するときには注意が必要です。
白髪に効果的な予防法
白髪に効果的な予防法は、アンチエイジングのためのスキンケアのポイントと同じと思ってよいでしょう。
【白髪ケア 4つのポイント】
1 新陳代謝を促進する
2 保湿はしっかりと行う
3 血行を促進する
4 酸化を防ぐ
ポイントを抑えるためには、毎日のシャンプー、頭皮の保湿と栄養の補給、頭皮マッサージによる血行促進を意識しておくとよいでしょう。
最近は、白髪ケアに効果的な成分が配合されているシャンプーなども販売されているので利用してみてはいかがでしょうか。
頭皮マッサージといえば難しいイメージがありますが、基本になる揉み込みのマッサージは5本の指の腹を耳の周辺と髪の生え際にあて、持ち上げるようにゆっくりとマッサージをするだけなので、簡単に行うことができます。
耳周辺の次は首周辺も同じように行いましょう。マッサージを行うと血行が促進され栄養が必要な部分に行き渡るようになります。
白髪ケアは頭皮や髪のケアだけでなく生活習慣の見直しも重要なポイントになります。バランスがとれた食生活、適度な運動、質の良い睡眠、ストレスをためないことを心掛けておきましょう。
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