2Feb
目は顔のパーツの中でも「最も注目が集まるパーツ」と言っても過言ではありません。それだけに目元にハリがなくなると一気に老けた印象が強くなってしまいます。
ここでは、目元のハリがなくなる原因やハリがある目元を保つ方法を紹介します。
この記事の目次
目元のハリがなくなる原因
顔の他の部分はハリがあるけれど、上まぶたや目の下、目尻などの目元のハリがなくなってきたと感じている方も多いのではないでしょうか。
目元はハリがなくなりやすく、たるみが目立ちやすいパーツです。その原因は、目の周りの皮膚は非常に薄くデリケートで、皮脂線が少ないので乾燥しやすいからです。
また、肌内部の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンの線維が変性したり減少するとハリは低下していきます。目の周りは紫外線など外部からのダメージを受けやすいので、これらの線維が衰えやすいこともハリがなくなる原因の1つです。
目元ケアのポイント
保湿
目元のハリを保つために重要なことは保湿です。高い保湿効果が期待できる成分が配合された化粧品を使って朝晩のスキンケアをしっかり行いましょう。
目の周りの皮膚はとてもデリケートなので、保湿力が高いことはもちろんですが、安全性が高い保湿成分が配合れた化粧品を選ぶということも大切です。
保湿は水分を与える化粧水だけでなく、油溶性成分が入り、水分を保持し水分の蒸発を防ぐ効果がある美容液や保湿クリームも使用してしっかりケアを行いましょう。
紫外線対策
紫外線のUV-Aは真皮にまで到達し、直接コラーゲンやエラスチンにダメージを与えます。UV対策を行うときは、目元にも忘れず日焼け止めを塗り、日差しが強いときはサングラスをかけるなどして紫外線から目元を守りましょう。UVカットを使用したサングラスの中には、目に入る紫外線の9割をカットすることができるものもあるので、紫外線が気になる方は活用してみてはいかがでしょうか。
紫外線は1年中降り注いでいます。また、UV-Aは曇や窓ガラスも通過する性質があるので、冬や曇りの日、日当たりの良い家の中でもしっかりと紫外線対策を行いましょう。
眼輪筋を鍛えるエクササイズ
目の周りにある眼輪筋を鍛えることは、目元のハリを保つだけでなく、目の周りのたるみやしわの改善、予防にも効果的です。
眼輪筋を鍛えるエクササイズの1つとして、目を力を込めて強く閉じ、次に大きく目を見開きその状態を5秒ほどキープするという簡単な方法でできるエクササイズがあります。時間をかけずどこでも行うことができるエクササイズが多いので、毎日のリラックスタイムなどに意識して行ってみてはいかがでしょうか。
目元のハリに効果的な美容成分
目元のハリを保つために効果的な美容成分は、保湿力はもちろんのこと、肌に優しく刺激が少ない安全性が高い成分であるということが重要です。目元のハリに効果的な美容成分を紹介します。
ビタミンC誘導体
ビタミンCには、コラーゲンの合成を促進する作用や抗酸化作用があります。ビタミンC誘導体は、ビタミンCを肌により吸収されやすい形に変えたものなので、より高い効果が期待できます。
セラミド
セラミドは高い保湿効果で注目を集めています。セラミドにはいくつかの種類があります。ハリを保つためにおすすめのセラミドは、皮膚と同じ構造持つヒト型セラミドです。
ナイアシン
水溶性ビタミンの1つ、ナイアシンには代謝の活性化、コラーゲンの合成を促進する作用、抗酸化作用などがあります。刺激が少ないので、肌が弱い方でも安心して使用できる成分です。
その他、レチノール、プロテオグリカン、ヒアルロン酸、抗酸化成分などもおすすめです。アルコールや着色料、香料などが配合されている化粧品やデリケートな目元のケアには向いていないので避けたほうがよいでしょう。
また、目元のケアを行うときは、力を入れず、塗るというよりも乗せる程度にして優しく丁寧にケアを行いましょう。目元は皮膚が薄いので、せっかく保湿効果が高い成分が配合された化粧品でケアを行っても、力を入れてしまっただけでダメージにつながることがあるので注意しましょう。
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